2023.6.30尼崎市消費生活講座 報告「私とお財布と地球にやさしい暮らし方」
尼崎市消費生活センターの依頼により、市民対象の消費生活講座の講師を当研究所理事が担当し、小田南生涯学習プラザホールに70名以上の市民が参加しました。
尼崎市においては、市の総合計画にSDGsを組み込み、企業や市民と協働して積極的に推進しています。消費生活センターにおいても講座開催などを通じて「エシカル消費」の推進に努め、本講座もその一環として、受講者には地域コイン「あま咲コイン」が付与されます。
講座タイトルに「お財布」を入れることで、「エシカル消費」推進のお得情報を提供して、市民の皆様に具体的にイメージできる。
「エシカル消費とは?」「3つのエシカル消費」「エシカル消費チェックリスト」の3つの柱で構成し、講座の特徴としては、担当講師の専門分野である「住まいのエシカル消費」についてテーマを広げています。住まいの断熱工事による光熱費の削減、その工事に資する国の助成金情報は、築年数の古い住まいに不安を感じる高齢参加者が大きな関心を寄せていました。
また、同じ弁当の材料を、一般スーパーで国内外から調達した時と、地元で調達した時のフードマイレージを比較したグラフを示すことで、地産地消の意味合いをご理解いただけました。
消費者庁が作成した啓発動画「未来のためにできるちょっとイイこと」を、講座の前半と後半で2回流すことで、「エシカル消費」の目的や具体的な行動、その効果についてとても分かりやすかった、との感想をいただきました。
今後もエシカルビジネス研究所の強みを生かした講座を開催し、SDGsやエシカル消費を推進します。